中国の食は信用出来ない? [海外]
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中国の食は信用出来ない?
私は仕事で香港や中国で生活をしていますが、
正直中国の食に関しては信用出来ないと思っています。
そんな中、MSN産経ニュースさんにあった
拓殖大学名誉教授・藤村幸義先生の記事が気になったので、
ご紹介させて頂きます。
中国の土地汚染がますます深刻化している。
ある農業の専門家によると、毎年、1200万トンもの食糧が
重金属によって汚染されているという。
政府は今年4月に初めて「全国土壌汚染状況調査公報」を発表したが、
その内容はかなり大雑把なもので、
より詳細な内容は「国家機密」を理由に公開されていない。
公開することによって、各地でパニックが起こるのを恐れているのだろうか。
「全国土壌汚染状況調査公報」は、2005年4月から13年末までの
長期にわたって全国調査した結果をまとめたもので、
調査面積は630万平方キロに及ぶ。
それによると、汚染物質によって基準を超えている土壌は
全国の16.1%に達している。軽微、軽度、中度、重度の4段階に分けると、
それぞれ11.2%、2.3%、1.5%、1.1%となっている。
汚染物質ではカドミウム、水銀、鉛といった重金属が全体の82.8%を占めている。
地域別には長江下流域や珠江デルタなど南方の汚染が際立っている。
このほか工業廃棄物関連では、調査した81カ所のうち約35%が
基準を超えていたなどのデータが載っている。
だが中国紙の経済参考報は、公表されたデータだけでは全体の傾向は
把握できたとしても、個別の詳細な状況は未公表なので、
被害の本当の深刻さが分からないと厳しく批判している。
昨年初めに、北京のある弁護士が環境保護省に対して土壌の汚染状況の
詳細データを公開せよと要求書を突きつけた。
ところが返ってきた回答は、国家機密なので公開できないという内容だった。
中国農業大学の朱毅副教授によると、毎年1200万トンもの食糧が
重金属によって汚染されていて、被害金額は200億元(約3270億円)に達する。
失った食糧で4000万人も養えるという。
経済参考報の記者が汚染のひどい珠江デルタなどを視察した。
広州市では昨年、コメを抜き取り検査したところ、
カドミウムの基準を超えていたものが44.44%に達した。
とりわけ広州市北方にある韶関大宝山という鉱山は汚染が深刻という。
こうした詳細な情報を公開すれば、
あるいは地元住民はパニックに陥るかもしれない。
しかし情報を公開しないから、余計に住民が疑心暗鬼になっているともいえる。
多少の混乱があっても、まず実態を明らかにすることが、
問題解決のスタートになるのではなかろうか。(拓殖大学名誉教授・藤村幸義)
記事は以上です。
中国で生活をしていて感じることは、たとえニュースで報道されている内容で
あっても鵜呑みに出来ないということです。
これは私個人だけの感想ではなく、中国人の友人も同様に感じていると話しています。
中国の農家の人達も、売り物の農作物と自分たちで食べる農作物は違う畑や田んぼで
育てているとの話も聞きます。
地方から出稼ぎで都市部で仕事をしている中国人の友人も、食べ物は定期的に田舎から
送ってもらうようにしていると言っていたことを思い出します。
そう考えると、どこででも安心な食を入手出来る日本は改めてすばらしい国だと思います。
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中国の食は信用出来ない?
私は仕事で香港や中国で生活をしていますが、
正直中国の食に関しては信用出来ないと思っています。
そんな中、MSN産経ニュースさんにあった
拓殖大学名誉教授・藤村幸義先生の記事が気になったので、
ご紹介させて頂きます。
中国の土地汚染がますます深刻化している。
ある農業の専門家によると、毎年、1200万トンもの食糧が
重金属によって汚染されているという。
政府は今年4月に初めて「全国土壌汚染状況調査公報」を発表したが、
その内容はかなり大雑把なもので、
より詳細な内容は「国家機密」を理由に公開されていない。
公開することによって、各地でパニックが起こるのを恐れているのだろうか。
「全国土壌汚染状況調査公報」は、2005年4月から13年末までの
長期にわたって全国調査した結果をまとめたもので、
調査面積は630万平方キロに及ぶ。
それによると、汚染物質によって基準を超えている土壌は
全国の16.1%に達している。軽微、軽度、中度、重度の4段階に分けると、
それぞれ11.2%、2.3%、1.5%、1.1%となっている。
汚染物質ではカドミウム、水銀、鉛といった重金属が全体の82.8%を占めている。
地域別には長江下流域や珠江デルタなど南方の汚染が際立っている。
このほか工業廃棄物関連では、調査した81カ所のうち約35%が
基準を超えていたなどのデータが載っている。
だが中国紙の経済参考報は、公表されたデータだけでは全体の傾向は
把握できたとしても、個別の詳細な状況は未公表なので、
被害の本当の深刻さが分からないと厳しく批判している。
昨年初めに、北京のある弁護士が環境保護省に対して土壌の汚染状況の
詳細データを公開せよと要求書を突きつけた。
ところが返ってきた回答は、国家機密なので公開できないという内容だった。
中国農業大学の朱毅副教授によると、毎年1200万トンもの食糧が
重金属によって汚染されていて、被害金額は200億元(約3270億円)に達する。
失った食糧で4000万人も養えるという。
経済参考報の記者が汚染のひどい珠江デルタなどを視察した。
広州市では昨年、コメを抜き取り検査したところ、
カドミウムの基準を超えていたものが44.44%に達した。
とりわけ広州市北方にある韶関大宝山という鉱山は汚染が深刻という。
こうした詳細な情報を公開すれば、
あるいは地元住民はパニックに陥るかもしれない。
しかし情報を公開しないから、余計に住民が疑心暗鬼になっているともいえる。
多少の混乱があっても、まず実態を明らかにすることが、
問題解決のスタートになるのではなかろうか。(拓殖大学名誉教授・藤村幸義)
記事は以上です。
中国で生活をしていて感じることは、たとえニュースで報道されている内容で
あっても鵜呑みに出来ないということです。
これは私個人だけの感想ではなく、中国人の友人も同様に感じていると話しています。
中国の農家の人達も、売り物の農作物と自分たちで食べる農作物は違う畑や田んぼで
育てているとの話も聞きます。
地方から出稼ぎで都市部で仕事をしている中国人の友人も、食べ物は定期的に田舎から
送ってもらうようにしていると言っていたことを思い出します。
そう考えると、どこででも安心な食を入手出来る日本は改めてすばらしい国だと思います。
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